TIMES

UNOA CONMEBOL 南米サッカーニュース

Por Guilherme Frossard — Belo Horizonte

 

UNOA CONMEBOL 南米サッカーニュース


Melhores momentos de Atlético-MG 2 x 2 Internacional pela 24ª rodada do Brasileirão

【ハイライト】ブラジレイロン第24節 アトレチコ・ミネイロ 2-2 インテルナシオナウ

アトレチコ・ミネイロが本拠地ミネイロンでインテルと2-2で引き分けた。開始直後からゲームの流れは悪く、そもそもメンバーとフォーメーションがおかしかった。サンパオリ監督は3バックを選択したのである。中盤にも創造性を生み出すアラン・フランコ、サラーチョ、ナタンの姿はなく、3人ともベンチスタート。いつもとは違うフォーメーション、先発はチーム戦術までも変えてしまった。そして、その戦術は機能していなかった。

前半のアトレチコMGはボールを保持できず、押し込まれる形で半強制的に5-3-2の陣形になった。言うまでもなく左右ウイングが常時3バックの支援に走り回され、最終ラインに吸収された結果である。アラン、ヨハン、エドゥアルド・サーシャの3人で形成されたフロントラインは、比例して中盤に引きずり込まれ、相手ゴールに向かう本分を果たせない。ケーノとヴァルガスが仕方なく最前線に顔を出す。ヘーヴェルは両サイドを何とか前に行かせようとボールを動かし、インテルにとって危険なエリアに侵入し、FWと連携したりして、なんとか流れを作り出そうと奮闘していた指揮者だった。

Keno teve boa atuação contra o Inter — Foto: Agência i7/ Mineirão

そうした訳で試合の主導権を握ったのはインテルの方だった。パスの精度もフィジカルも上回っていた。前半15分、インテルはどちらが質で上回っているかを証明した。サンパオリ監督の失敗作の守備組織の拙さを。右サイドでほぼ個人の力で突破し上げられたクロスを、これまた中央でグーガとイゴール・ハベーリョの両CBからまったく自由な状態にあった、イゴール・ハベーリョが頭で合わせ、インテルに先制点をもたらす。

こんな状態で2分後に同点に追いつけるとしたら、その形はセットプレーしかないだろう。インテルのPA内に放り込まれたCKからのクロスは、一度流れてからヘーヴェルによって逆サイドから折り返され、ムストのオウンゴールを誘発した。この同点弾はしかし、アトレチコMGの試合内容を良化させる刺激剤にならなかった。その後も相手のタイトな守備を前にボールをうまく回せず、あまりにも消極的でアイディアに乏しい攻撃を繰り返した。

後半

やはりと言うべきか、サンパオリは後半開始から選手交代カードを切った。いまは交代枠の上限が5人、そして最大11人までベンチに入れることが出来るという時代だ。なぜ最初からこのメンバーでやらなかったか・・・。それでも慣れないフォーメーションに苦しんだ選手達は、自力で状況を変えようとする。後半11分にケーノが打ったクロスバーを越えたミドル、グーガの自陣ゴール前でのミスパスを経て、次はサーシャのヘディングシュート。そして後半15分、ケーノが圧倒的個人技からクロスを上げ、これをヨハンが頭で叩きこみ逆転した。

この逆転場面では、やはりアトレチコMGは今シーズンの優勝争いを演じている主要登場人物のひとつだな、と思った人は多かっただろう。だが内容を見てほしい。たしかにリードは奪ったが、逆に攻守の切り替えの速度は遅くなってしまい、インテルが同点を目指してゲームの主導権を握って攻め込み、その間サンパオリ監督は最少得点のリードにあぐらをかいて、危機感を持って処方箋を打つことが出来なかったのだ。

Jorge Sampaoli durante Atlético-MG x Internacional — Foto: Agência i7/ Mineirão

特にこの試合で目立ったのは個人のミスだが、最もミスを繰り返したのはイゴール・ハベーリョである。終了間際にはアランが味方の集中力のなさに怒る場面もあった。ボールをスムーズにビルドアップしていた役目はヘーヴェルだが、彼でさえ後半半ば以降は守備意識が強くなってしまう、後ろ向きなパスが増える。主将は孤独だった。そしてマウリシオのシュートの跳ね返りをペグロウが押し込み、インテルは2-2の同点に追いついた。「全然遊べていない (jogar muito menos)」、つまりボールをしっかり保持できていない側のチームが受ける報いだ。サンパオリ監督の動きも遅かった。最初の交代カードを切ったのは後半25分である。

この夜のミネイロンは、アトレチコMGのミスで満ち溢れていた。繰り返されるミス、それは個人面でも組織の機能不全でも多かった。そして監督の采配も間違っている。もしアランが終了間際にゴール前でミスをしでかさなかったら、「辛うじて料金を徴収した 」とでも見出しを付けられたのだが、しかし勝ち点2は回収されなかった。最後に浴びた同点弾が、それを失わせたのだ。

フチボウは、結果だけが全てではない。だが結果が重要であることも事実だ。この引き分けという結果によってアトレチコMGは首位から勝ち点4遠ざかってしまったのだから。延期試合で勝ち点3を積んだサンパウロFCが、さらにこの日はモルンビーでボタフォゴを下して連勝したためである。この勝ち点差がどれだけ痛いものであるか、それはまた同時にミネイロンで自分達がやった情けないドローゲームの結果でもある。まだ優勝の可能性は十分あるにせよ、しかし遠くなった。

UNOA CONMEBOL 南米サッカーニュース

Mais do ge