ラモン・ダリオ・アビラ

Ramón Ábila - ラモン・アビラ
フルネーム Ramón Darío Abila
あだ名 ワンチョペ、ネグロ
生地と生年月日 コルドバ州コルドバ
1989年10月14日 (29歳)
出身国 アルゼンチン
国籍 アルゼンチン
身長 175cm (5ft 9in)
体重 85kg (187リブラス)
経歴
競技種目 サッカー
デビュー 2008年
(インスティトゥート)
現所属 CAボカ・ジュニオルス
国内リーグ SAF
ポジション フォワード
背番号 9
クラブ成績 137点 (355 試合)
指導者 グスタボ・アルファロ
クラブ変遷
  • Bandera de Argentina インスティトゥートAC (2008 - 2013)
  • → Bandera de Argentina サルミエントJ (2011 - 2012)
  • → Bandera de Argentina CDモロン (2012 - 2013)
  • Bandera de Argentina CAウラカン (2014 - 2016)
  • Bandera de Brasil クルゼイロEC (2016 - 2017)
  • Bandera de Argentina CAウラカン (2017)
  • Bandera de Argentina ボカ・ジュニオルス (2018 - )
ラモン・ダリオ・アビラはアルゼンチン共和国コルドバ州コルドバ出身のプロサッカー選手。ポジションはフォワードで、CAボカ・ジュニオルスに所属している。コパ・アルヘンティーナ歴代最多得点記録(12点)の保持者。

経歴

サッカーを始めたのはコルドバ市北部の地区レメディオス・デ・エスカラダで、そこは彼が生を受け貧しく過酷な幼少期を送った場所でもあった。母親グロリア・ルナさんは、ラモンを出産するまでは「ウチの家にもうこれ以上子供はいらない」と考えていたそうである。父親はかつてアマチュアのサッカー選手であったためにラモンは彼に影響を受け、アビラ家のすぐ近くの荒地にホームスタジアムを持つCAウニオン・フロリダのアカデミーが最初の所属元だった。
その後インスティトゥートACコルドバの下部組織指導者に才能を見出されて移籍し、そこで「ワンチョペ」というあだ名をもらい、プロ1軍の試合にデビューを飾る事ができた。当時FC東京を退団した元コスタリカ代表FWパウロ・ワンチョペが、CAロサリオ・セントラルに入団してアルゼンチンでプレーしていたが、インスティトゥート時代の同僚に「フィジカルが強い所がワンチョペに似てる」という、ただそれだけの理由でつけられたあだ名だそうである。しかしラモンの苦しみはここから始まり、インスティトゥートとそのスタジアムに強い愛着を抱いていたものの、プロの実戦において期待されたほどの結果を出すことが出来なかった。ブエノスアイレス州のCAサルミエント・デ・フニンへ2011-12シーズンに貸し出された。さらに2013年にはデポルティーボ・モロンにもローンに出され、2013-14シーズン開幕前に2年ぶりにコルドバ州へ帰還した。

CAウラカン

2013-14シーズンのラモンはプリメーラB・ナシオナルで前半戦16試合7得点と上々のスタートを切り、CAウラカンの監督フランク・ダリオ・クデルカの強い勧誘を受けてシーズン途中に移籍。後半戦はウラカンでリーグ20試合6得点を決めて昇格に貢献し、かつてパウロ・ワンチョペがプレーしていたプリメーラ・ディビシオンの舞台にデビューする事が決まった。ラモンの飛躍はこれにとどまらず、チームはコパ・アルヘンティーナ2013-14で決勝に進出し、CAロサリオ・セントラルをPK戦で破り初優勝を飾った。自身も4試合3得点をマークしラウンド32のボカ戦で1ゴールを決めるなど脚光を浴び、そして初の国内メジャータイトルを経験した。決勝戦のPK戦では3人目で登場し失敗してしまったが、しかしサドンデスにもつれ込んだ末にチームは5-4で勝った。ウラカンはこれで、ナシオナル1973優勝によって出場権を得たコパ・リベルタドーレス1974以来、実に41年ぶりに南米最高峰のコンペティションに返り咲いた。
またスーペルコパ・アルヘンティーナ2014(開催された年月日は2015年4月25日)において、プリメーラ・ディビシオン2013-14優勝のリーベルと対戦し0-1で勝利した。ウラカンは2015年大会、2016年大会と連続でコパ・リベルタドーレスに出場。コパ・スダメリカーナ2015では決勝に進出し初の国際タイトル獲得のチャンスがやってきたが、コロンビアのインデペンディエンテ・サンタフェに敗れた。この大会でラモンは得点ランキング首位タイの5ゴールを決め、CONMEBOL技術委員会が選出したベストイレブンの1人に名を連ねている。最終的にウラカンでは103試合53点を決め、1試合平均得点率が0.5であった。

クルゼイロEC

国際舞台でのラモンの活躍は外国のクラブからも関心を集め、2016年6月にカンピオナート・ブライジレイロ・セリエAのクルゼイロECが保有権を50%買い取り、ウラカンとの間で共同保有比率についてさんざん揉めた揚げ句ローンで移籍した。しかしクルゼイロは合意したはずの保有権の半分に相当する費用さえも支払おうとしなかった。ラモンは初の国外クラブへの移籍で最初こそ良いパフォーマンスを見せたが、次第に先発機会が減少しマノ・メネーゼス監督から低い評価を受けるようになっていった。クルゼイロでの成績は60試合25得点で、コパ・ド・ブラジウ2017優勝を経験した。

ボカ・ジュニオルス

ボカはクルゼイロがウラカンに支払わない保有権買取代を支出してラモンを獲得し、彼を共同保有するクラブとしての立場を2017年の下半期に引き継いだ。2017年12月11日にラモンはボカの練習に初参加し、CAアルドシビとのサマートーナメントでの親善試合に出場して1ゴールを決め試合は2-2で引き分けた。
2018年が明け、ラモンは2月25日のCAサン・マルティンデ・サン・フアンとの試合でボカの一員として初めて公式戦でのゴールを決めチームも4-2で勝利した。これ以降スタメンとスーパーサブを行き来しながらコパ・リベルタドーレス、コパ・アルヘンティーナ、スーペルリーガを戦ったが、しかし出場機会を与えられた時には高確率でゴールを決めた。とりわけホームでのCAウニオン・デ・サンタフェ戦、アウェイでのニューウェルス戦で決めた得点はタイトル争いの中で非常に大きな意味があった。5月9日のヒムナシア・イ・エスグリマ・デ・ラ・プラタ戦は2-2の引き分けだったが、ラモンはチームの2点目を決めた。これでボカはスーペルリーガ2017-18優勝と連覇を決めた。続く2018-19シーズン第8節ラシン戦でも0-2から2-2に追いつく同点ゴールを決めた。
コパ・リベルタドーレス2018では負傷したダリオ・ベネデットの代わりに先発起用され、グループステージのアリアンサ・リマ戦、ラウンド16のリベルター戦でゴールを決めた。なおウラカン時代のコパ・スダメリカーナ2015決勝第1戦で退場処分になったあと、出場停止処分を消化できるCONMEBOLの国際大会に全く出ていなかったので、この大会でのラモンは初戦に出られない事が最初から決まっていた。その後パルメイラスと対戦した10月31日の準決勝第2戦は2-2のドローだったが合計スコアにおける決勝点を決め、そしてボカは合計4-2で決勝に勝ち進んだ。
11月11日にラ・ボンボネーラで行われたリーベルとの決勝第1戦ではゴール前のリバウンドに素早く反応して先制ゴールを押し込んだが、しかしボカは2-2で引き分けホームで痛い引き分けを喫した。エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウでの第2戦では後半にベネデットと交代で投入された。ギジェルモ・バロス・エスケロット監督はラモンの得点力を必要としたが、生憎の体調不良で満足のいく動きは出来ず、試合は3-1でリーベルに敗れ準優勝に終わった。そして、この大舞台でスーペルクラシコに敗北した事はバロス・エスケロット監督の手腕を疑問視する声を高めていく、最初の引き金となったのである。
2019年4月19日、コパ・アルヘンティーナ2018-19のラウンド64(本大会1回戦)で、ボカは中立地リオ・クアルトにてエストゥディアンテスLPを2-0で下し、ラモンはこの試合で先制点を決めてウラカン時代から通算でこの大会の12ゴール目をマークし、歴代最多得点者の座に躍り出た。しかしスーペルリーガのオフを挟んで行われた8月13日のラウンド32アルマグロ戦で、ボカは1-1の引き分けからPK戦を1-3で落としベスト32で敗退してしまった。
いっぽうコパ・リベルタドーレス2019の決勝トーナメント1回戦では、7月31日のホームでのアトレチコ・パラナエンセとの第2戦で1ゴールを決め2-0の勝利に貢献。ボカは合計3-0で準々決勝に勝ち進んだ。さらに8月21日の準々決勝第1戦では、アウェイでLDUキトに対し前半の早い時間帯に先制ゴールを決めて試合の流れを手繰り寄せた。0-2のリードで迎えた後半終了間際にはドリブルで持ち込んでシュート、相手のクリアミスによるオウンゴールを誘って決定的な3点目をもたらし、ボカはアウェイゴール3つを決めて第1戦に0-3で完勝した。
現在ボカの前線を担うストライカーの1人であるためか、この記事の翻訳元にも「レアル・ピラールFC(※コパ・アルヘンティーナ2018-19でベスト16に進出した5部リーグのプロビンチア)への完全移籍が決まった」など、あからさまなデマ情報を書かれたりもしている。

タイトル

チーム(国内)

タイトル クラブ シーズン
プリメーラB・ナシオナル CAサルミエント・デ・フニン 2011-12
コパ・アルヘンティーナ CAウラカン 2014
スーペルコパ・アルヘンティーナ CAウラカン 2014
コパ・ド・ブラジウ クルゼイロEC 2017
スーペルリーガ・アルヘンティーナ ボカ・ジュニオルス 2017-18
スーペルコパ・アルヘンティーナ ボカ・ジュニオルス 2019

得点王・個人タイトル

大会 シーズン
コパ・アルヘンティーナ (3点タイ) 2011-12
プリメーラB・ナシオナル (9点) 2014
コパ・スダメリカーナ2015 (5点タイ) 2015
コパ・スダメリカーナ2015ベストイレブン

最多得点記録

大会 点数
コパ・アルヘンティーナ 12

情報源

プロフィールとSNS

Ficha en Fichajes 

 


翻訳元最終更新履歴 es.wikipedia:Ramón Ábila 03:08 22 ago 2019 (UTC)